2017年9月23日神戸にて開催された、摂食障害についての勉強会に参加してきました。
参加してよかったな!向き合い方って色々よね。というメモ。
勉強会とは?というのも、
▽一般社団法人 日本摂食障害協会様による、▽「摂食障害ってどんな病気ですか?」という無料セミナーです。
(神戸、生まれて初めてだったのでドキドキしました 無事会場に着けてよかった…)
どんな病気なのか?
わたしも高校生の頃からの付き合いですが、いろいろな過程を経て大人になった今、「太っててもいいや、食べても大丈夫!」と思えるようになりました。
それでもやっぱり完治ではないし、どんな病気なのか?というのはよく知らないままだったので、前向きになれた今こそ、きちんと勉強してみよう!と思い、参加するに至りました。
結論から言うと、
「摂食障害」というくくりの中には、いくつもの症状があり、様々な原因があり、
「どれかひとつの症状が、どれかひとつの原因によって起こる…といった、簡単なものではない」
とのことです。摂食障害って。
…やっぱりあやふやなまま?
そんなに範囲が広い話、けっこうたくさんの人が摂食障害てことになっちゃうんじゃない?
て感じなのですが、
おおげさじゃなく、そのくらい根が広くて深い病気なんだそうです。
これまた結論からなのですが、
当事者、その家族の方、周りに患者がいてサポートのため勉強したい方、
あらゆる方に参加をオススメしたい!と強く思えるような、そんな素敵なセミナーでした。
食べ過ぎちゃうこと、食べて戻しちゃうこと、食べたくなくなっちゃうこと、食べたせいで気持ちが落ち込んじゃうこと、
さらに最近では、食べることへの興味を失うこと、痩せ願望はないのに食事に対してただただ不快感を感じてしまうこと。
(どれも結果、急激な体型変化と心身疲労につながるもの)
これら全部、摂食障害の症状なんだそう。
また、それに伴う併存症や後遺症(うつや不登校など、ライフスタイルに影響するもの)も大きな問題であり、逆にそれを治療・改善することで、摂食障害そのものが回復に向かうこともあると。
これはほんの一部ですが、自分や周りの体験だけじゃわからない詳しいお話を聞ける機会がこんなところにあったんだなあ〜!と、
当時なやんでいた自分に教えてあげたくなりました。
イベントのwebページにもあるように、
摂食障害について、あらゆる立場の方の、あらゆる角度からのお話を聞くことができるのですが…
(病院の院長先生や臨床心理士の方の解説による、症状の種類や脳の仕組みだったり、病気の歴史だったり、海外での認識についてだったり、症状が生まれる気持ちのきっかけだったり、家族の方だって心の負担があるよね、といった話だったり。ほんとうに様々です)
自分の経験だけでぐるぐる考えすぎちゃったり、ネットでネガティブな記事を目にしてへたに落ち込んでしまうより、もっとずっと良い体験ができました!本当に。
「原因や症状はけしてひとつじゃない」というのは、臨床心理士の方のお話でしたが…
(臨床心理士さん、ご職業なだけあって、お話のひとつひとつものすごい気持ちに寄り添ってくださいました、ちょっと泣けてしまった…)
「これだけたくさんの症状と原因がある、そして同じ悩みを抱えている人がいる、みんなもっと知りたいという気持ちでここにいる」、ということがわかり実感できるだけでも、ものすご〜〜く大きな一歩になるんじゃないかな!と思います。
この気持ち、行こうかどうか悩んでる方に届かないかな〜!とmemoページにこうして記してみましたが。
ちょっとでも誰かの背中が押せたらな 〜。
原因がいろいろなら解決方法もいろいろで。
わたしは「食べ過ぎと太っていることは、人間らしさ女性らしさにぜっっったい結びつかない」という思い込みがいちばんネックだったところを、近年のプラスサイズ文化に勇気付けられた面があります。
おしゃれしたりメイクしたり、太っててもかわいいじゃん綺麗じゃん!という文化が、私が高校生だった頃よりもぐっと広まってきていて。
プラスサイズに対してポジティブな発信を、たとえ今更ながらだって、私もできるじゃん!(SNS文化やったぜ!)てかんじで。絵を描いてみよう〜!てかんじで今に至るのですが。
絵を描いて、そのために調べ物をしているうちに、それこそ立ち向かう方法も人それぞれなんだなあ〜と発見することができました。
それこそおしゃれの面じゃモデルをされてる方もいて、食事面に向き合ってみようと管理栄養士を目指されている方もいて。
わたしも前向きな発信をするうちのひとりになれたらいいな〜と思います。もちろん前向きになることだけが正解じゃないんですけど、ひとかけらでも楽しい要素になれたらな。というかんじです。
話まとまらなくなってしまった(笑)
文章を書く練習もがんばります!おしまい。